YAMAHA

ヤマハ n12/n8 開発者ブログ~最高の音質と快適な音楽制作環境を目指して~

アドレス変更のお知らせ(2008.07.11)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
いつもこのブログを読んでいただきありがとうございます。
今日から、この開発者ブログは、アドレスが変わりました。
新しいURLはこちらです。
http://n12n8.typepad.jp/blog/
お手数ですが、お気に入りの登録、RSSリーダーの登録、記事へのリンク変更をお願いします。


これからも、nシリーズに関わることや、音楽に関わることをどんどんご紹介していきたいと思いますので、宜しくお願いします!!

作曲のススメ その16 ベースの録音(2008.07.08)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日の浜松は雨が降ったりやんだりの天気です。
もうすぐ梅雨明けしそう、という感じですね。
梅雨明けしたら、海に繰り出したいと思っています。


さて、ちょっと時間が経ってしまいましたが、作曲講座の続きを今日は進めていきたいと思います。


まずは前回までのおさらいも兼ねて、ワークフローの整理から。


1) ガイドトラックの録音
2) ドラムパートの打ち込み
3) ベースの録音 ←今日はここです。
4) バッキングギターの録音
5) キーボードの打ち込み
6) リードギターの録音
7) その他の録音


ベースの録音ですが、実際に演奏される方と、MIDIを使って打ち込みされる方といらっしゃると思いますが、ここではバンド録音の想定をしているので、実際にベースを録音する流れでお話を進めたいと思います。


まずエレキベースを直接nシリーズに接続して録音する場合は、CH8を使っていただくといいですね。CH8にはHI-Zスイッチがあります。このボタンを押すと、インピーダンスの高い楽器を直接接続できます。こうやることで、ノイズの少ない音で録音できます。プリアンプやエフェクターを経由して繋ぐ場合は、HI-Zボタンを押す必要はありませんので、任意のチャンネルに接続してください。後は、アクティブタイプのピックアップを搭載している楽器も、HI-Zスイッチを押す必要はないです。HI-Zスイッチを押すのは、電池を入れないエレキ楽器を直接接続するとき、と覚えておくといいでしょう。


接続して、まずはレベル調整をしましょう。レベル調整は、フェーダーの横にあるレベルを見ながら、クリップしないようにゲインを調節します。あまり小さすぎてもよくないし、大きすぎてクリップしても後で嫌なノイズになるので、大体-3dBのランプが光るくらいのところで合わせると、録音後に扱いやすいデータになります。いい感じの入力レベルになったら、フェーダーでガイドトラックやドラムパートとの音量バランスを調整します。私はドラムが大きめに聞こえるのが好きなので、DAW TO STをちょっと大きめに設定して録音することが多いです。


ちなみに、トラックからダイレクトに録音するとき、つまり、Cubase上の入力ポートをn12(n8)-Dir8からCubaseに録音するときは、フェーダーのレベルは録音に影響しません。なので、フェーダーは純粋にモニターバランスを調節するために使用するかたちになります。それに対してREC-BUS経由で録音するときは、フェーダーの後ろから録音されますので、フェーダーで調節したバランスのまま録音されます。複数の入力ソースをステレオ2CHのファイルにまとめて録音する場合はこのREC BUSを使用すると思いますが、このときはフェーダーでのバランスも影響する、ということを覚えておいてくださいね。


次に音作りです。nシリーズに搭載されているSweet Spot Morphing CompressorとMusical EQを使って、録音するときにある程度の音作りをしておきたいと思います。まずは、コンプですが、Sweet Spot Data Libraryの「Ear Candy」シリーズに「05 Bass Comp」がありますので、今回はこれを使ってみます。もちろん、プリセットのままで気に入る音になればそれでもOKですし、ご自身で気に入ったエフェクターを使っている場合はそれを使ってもいいと思います。(ちなみに私の場合はMaxonのBASS COMPというペダルタイプのコンプをかけたあと、SANSAMP CLASSICを使って音作りをすることも多いです。)


コンプの設定ですが、個人的にうすーく掛かっているか掛かってないかわからないくらいのレベルで使うのが好きなので、あまり強くかけずに、音質や音色が変わらない程度にします。今回はSweet Spot Bあたりで、DRIVEを9時~10時あたりに設定してみました。このあたりは使うベースのタイプによっても変わってきますので、ご自身の気に入った設定をいろいろ探してみるといいですね。


さて、コンプの設定が終わったらEQもちょっと設定しておきましょう。私は非常に大雑把な人間なので、録音するときに、ばっさりと要らない音域の音をカットしてしまいます。ベースを録るときは、EQのHiを9時くらいまで一気にカットします。本当はフラットで録音して、後で細かく調整するのが筋なんですが、バンドのデモを録音するのは時間勝負、納期勝負なことが多かったので(笑)、このような邪道技で効率を上げていました。もちろん、耳で聴いて、「やりすぎだな」と思ったときは調整しますが、この方法でベースの居場所を低いほうだけに決め打ちしてることが多いです。今回もばっさりと高域はカット、ミドルはフラットで、低域をほんのちょっと足して、1時過ぎあたりに設定します。使っているベースがジャズベースタイプなので、少し太めの印象にしたかったのが意図です。


というわけで、こんな感じでベーシックな音色が決まったところで、すでに録音されているドラムとガイドを聴きながら何度か弾いてみたり、試しに録音してみたりして、音色を決めていきます。音が決まったら、後は録音するばかりです。心を落ち着けて、ゆったりした気持ちで、録音ボタンを押します。この曲の場合は、テンポがゆっくりなのですが、こういう曲の場合ジャストで流れる打ち込みのドラムに対してオーバーダビングするときに、若干気持ちが焦って突っ込んでしまうことが多いので、思ったよりも後ろめに置いてやるような気持ちでアプローチしてみます。


で、録音終了です。一応一気に演奏しましたが、何度か演奏を録音してベストテイクの部分を選ぶのもアリですし、部分ごとに演奏してそれを繋いでいくのもアリです。(ただし、別のテクニックが必要ですが。。。)個人的には曲の流れを大事にしたいので、最後まで通して演奏したものを録音するのが好きです。MTRで慣れてきたから、というのもあるかもしれません。特にカセットテープMTRの時代から考えると、DAWソフトウェアでできることは本当に夢のようです。便利な世の中になりましたねー。


というわけで、途中経過ですが、そろそろ一度途中過程の音も聴いていただこうかと思います。後日アップしますので、何かの参考になれば幸いです。ではでは!

OSのアップデートは慎重に(2008.07.03)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
ちょっとエントリーがあいてしまいましたがいかがお過ごしでしたか?


早くも7月になりましたね。
1年の半分が終わりました。
だんだん暑くなってきていますが、
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
みなさんご注意くださいね。


さて、昨日あたりからMac OS X 10.5.4のアップデートが公開されましたね。
nシリーズで使っているドライバーの動作確認はまだですので、
お手数ですが、結果が出るまでもう少しお待ちください。


皆さんに安心して使っていただけるよう、
このブログでいち早く情報を出したいと思っています。


私もMacユーザーですが、音楽用のMacのOSアップデートは
結構慎重に行なっています。
いろんな情報が揃うまではアップデートをしないで、
前の環境のままで使っています。


音楽で使うコンピューターは、安定しているのが一番ですよね。
実は今日も録音作業とミックス作業があるので、
この作業が終わるまではアップデートはお預けです。
情報が揃ったら、気持ちよくアップデートしたいと思います。
皆さんも、気持ちよい音楽活動を楽しんでくださいね!


ではでは!

nシリーズの新しい動画がYouTubeにアップされました。(2008.06.25)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日はYouTubeにおける露出情報です。


YAMAHA_n12_n8_01_Introduction
このムービーはアメリカで作られたものです。
普段アコギ1本で活動しているプレーヤーさんが、
実際に曲を作っていくプロセスを紹介しています。
関連動画にその他7つの動画もアップされているので、
英語ではありますが、是非チェックしてみてください。


Workshop n12
ドイツで行なわれたn12のWorkshopの様子です。
4つのムービーに分かれていますので、
関連動画でチェックしてみてください。
これもドイツ語ですので、雰囲気を味わっていただければと思います。

新商品のご紹介 その3(2008.06.24)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
梅雨空が続いていますが、今日の浜松は久しぶりの晴れです。
雨が続いている中で晴れると、すごく気持ちがよいですよね。


さて、今日は前回、前々回のエントリーに引き続き、先日発表された新商品をご紹介します。


ポケットレコーダー POCKETRAK CX
ポケットサイズのレコーダーです。軽量でコンパクト、長時間の録音が可能です。
X-Y方式の高感度マイクを使用してますので、非圧縮で録音する場合も、別売マイクなどは必要ありません。しかも、スピーカーが本体についているので、録音した後すぐに録音がうまくいったかどうかをチェックできます。これはバンドの練習とかで便利ですよね。休憩時間にみんなで聞きながら打ち合わせをしたりできますので、バンドの運営も効率よくなるのではないでしょうか?
ちなみにニュースリリースで発表会の様子を映像で見ることができますが、紹介のときにアコギの演奏を使ってデモをやっています。このアコギは、僭越ながら私が自宅でこの本体を使って実際に録音したものです。


ミュージックシンセサイザー MM8
「Fun to Play」がコンセプトのシンセサイザー「MM6」の88鍵バージョンです。本格的なタッチのGHS鍵盤採用で、MM6の機能をそのままに、ピアノタッチがほしいな、という方にお勧めです。


というわけで、さまざまな製品が発表になりましたので、皆さんも是非店頭でチェックしてみてくださいね!


さて、そろそろ作曲講座の続きを進めていきたいと思っています。ギターやベースの録音の段階にきていますので、ギターやベースの音作りや、Sweet Spot Data Libraryの豊富なコンテンツを活用しながらいろんなお話をしていきたいと思います。こちらもどうぞお楽しみに!

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