Cubase以外のDAWソフトでも使えます。(2007.07.09)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
nシリーズが発売されて約2週間が過ぎました。お問い合わせもインフォメーションセンターにいただいており、特にご購入前の相談や仕様についてのお問い合わせをいただいています。本当にありがとうございます!
そのお問い合わせの中で、「Cubase以外のソフトでも使えるの?」というご質問を何度かいただきましたが、もちろん、他のDAWソフトウェアでも使えますのでご安心ください。(^^)
続きで詳しくご紹介します。
nシリーズの売りのポイントであるCubaseシリーズ(Cubase 4/Cubase Studio 4/Cubase AI4)とのインテグレーションは、これこそnシリーズならではの部分ですが、他のDAWで使用する場合はどうなるか、といいますと、アナログミキサーとマルチチャンネルのオーディオインターフェース、1ポートのMIDIインターフェースを使用している状態とほぼ同じと考えていただいて結構です。加えてトランスポートは、再生や録音、早送り、巻き戻しの部分は動作します。
気をつけるポイントは、オーディオの入出力ポートが、nシリーズのどこにつながっているのか、ということですが、これは取扱説明書P48の説明と、P56の入出力ポート一覧表にてご紹介しています。(マニュアルライブラリーでチェック!)
なので、通常のオーディオインターフェースと同様に、DAW側で入出力ポートを設定していただければOKです。
さて、その際に、nシリーズのバス構成について知っておく必要があります。n12の場合はFireWireは入出力16チャンネル、n8の場合は入出力12チャンネルとなっていますが、これはなぜかというと、各チャンネルのダイレクトイン・ダイレクトアウトのほかに、コンピュータとのやりとりに使用するバスを確保しているからです。
実際に用意されているバスとしては、
【nシリーズからコンピュータに送られるバス】
・RECバス~アサイナブルのREC バスです。
・STバス~STEREO アウトの信号をそのままコンピュータに送るバスです。
【コンピュータからnシリーズに送られるバス】
・DAWバス~DAW TO STで音量コントロールできるバスです。
・AUXバス~DAW TO AUXで音量コントロールできるバスです。
通常のアナログミキサーとオーディオインターフェースの組み合わせの場合は、このバス構成をアナログミキサーのグループアウトやAUXを使用してコンピュータとのやり取りに使ったり、ステレオチャンネルをひとつ使ってDAWのモニター用にしたり、といった工夫が必要になるんですが、nシリーズだとこれらを内包しているんですよね。トップパネルを見ただけではちょっと判りにくい部分なのですが、この部分もnシリーズを使うメリットのひとつじゃないかと思います。(^^)
上記のようなバス構成を元に、DAWで入出力ポートの設定をしていただければ、nシリーズを他のDAWで使うことが可能となります!これはある意味コンピュータで音楽制作する場合では「普通の状態」ですよね。おそらく多くの方が、そうやって普段お使いになる環境を設定して作ってらっしゃると思います。
そこで改めてnシリーズとCubaseの場合を考えてみると、Cubase 4/Cubase Studio 4/Cubase AI 4と組み合わせて使うときは、上記のような設定などはまずテンプレートで自動的に完了します。また、リモートコントロールはトランスポートに加えてワークモードによる入出力ポートの切り替えやトラックセレクト、マーカーなどの機能、クリックのON/OFFやボリュームコントロール、さらにはトラックのダイレクトモニターとソフトエフェクトのWetモニターの切り替えなど、制作のときに便利な機能がnシリーズ本体からできるようになっています。
当たり前だけど、ある意味ちょっと複雑で面倒だった部分を、あまり意識しないで使えるようにしよう、という企画時の考え方がここに活きています。音楽を作ることだけに集中できる環境っていうのが理想ですよね。nシリーズをきっかけに、コンピュータでの音楽制作が面倒でなくなった、音楽制作に集中できるようになった、というユーザーさんが増えて、世の中にいい音楽がたくさんあふれるようになるといいな、と思います。(^^)
それでは皆さん、またお会いしましょう!



