YAMAHA

ヤマハ n12/n8 開発者ブログ~最高の音質と快適な音楽制作環境を目指して~

音質チェック(2007.10.30)

皆さん、こんにちは。ヤマハの石川です。
お陰様でこのブログも、かなりのアクセスをいただけるようになりました。まだまだブログに慣れてきたくらいの感じですが、これからもいろんな情報を皆さんにお届けしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。


さて今日は開発のときに音質チェックとかを行なうときの話をしたいと思います。


nシリーズのように音を扱う機種を開発するときは、当然音を扱いますので音質チェックを何度か行ないます。主に音の方向性を決めるタイミングと、部品の選定をしてそれで音が微妙に変わるとき、後は完成間近のタイミングで、音を試聴して判断する、ということをやります。
いつも思うのですが、「いい音」って人によって違いますよね。限りなく好みに近い部分もあります。反面世の中で評価されているモデルの音もあって、そういう好みの部分と世の中の評価の部分とを総合的に判断して最終的な音決めをやっていきます。そうやって、必ず人間の耳を使って判断するようにしています。単に機械での評価をした値が良かったらOK、とかではなくて、必ず音楽的に気持ちいいか、とか、ずっと聴いてたいな、とか、そういう人間の感情に当たる部分も感じながら判断をしていきます。で、我々のように企画やマーケティングを担当している人間にとってみると、この音質チェックのときに、すごくいい音が出てきたときは、すごくモチベーションが上がります。おおお、これはいい音だなあ!と思えないモデルは世の中に出したくないよね、っていうような暗黙の了解を確かめあう場所でもあります。
あと、もちろんその筋の専門家が集まっていろいろと議論するので、下手なことや判ってないことを言うのも、ちょっと恥ずかしい話なので、耳の状態に普段から気をつけて、健康管理とか、爆音でヘッドホンをしない、とかを考えるようになりました。
nシリーズのときも、前にも書きましたが、実は何度か音質に影響するような判断をしないといけないことがあって、その都度、やはりこの音だけは守ろう、と皆で頑張ったこともありました。そんな息吹を感じてくれたユーザーさんたちの音に対する評価は、本当にかけがえのないものです。僕らの仕事もその声に支えられています。
そういえば最近のレポートで、お二人で来店された方が音質や操作性を気に入ってお二人揃ってn12を購入された、という嬉しい報告をいただきました。このユーザーさんにも、私たちの思いが少しでも伝わるといいなあ、と思います。

YouTubeにおけるnシリーズ(その2)(2007.10.26)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日もYouTubeからのご紹介です。


Micheal Buble - Home (by Willem Hinderiks)

Micheal Buble - everything (By Willem Hinderiks)


このアーティストさんは、n12とCubase AIを使って曲を作っているようです。ミックスもn12のハードウェアミックスで仕上げているようですね。いろんな曲をアップしてますが、「Home」は個人的に好きな感じです。皆さんも是非nシリーズを使った楽曲をいろんなサイトにアップしてみてくださいね。(^^)


それでは皆さん、よい週末を!

音楽は人間が作るもの(2007.10.23)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
浜松は今日もいい天気です。浜松は、1年を通じてあまり雨が降らない地域で、1年間の雨率は.290くらいです。しかしながら、私のライブのときは.400くらい。私は雨男なんでしょうか。。。


そんな話はともかく、今日はちょっと音楽に関わる話をしたいな、と思います。
音楽は人間が作るものです。で、音楽を作ったり奏でたりするための道具が楽器だったり、機材だったりするわけですが、nシリーズも当然そのひとつですよね。で、nシリーズを作るときに、最初に考えたのが「音楽作りに没頭してもらうための道具であること」。機材の使い方とかで悩んだり、設定とかで悩んだりしたくないよね、っていう発想です。(それで、大いに悩んでムービングフェーダーも取ってしまいました。)


もちろん、楽器などでは、その楽器自体が持ってる音にインスパイアされて新しい曲ができたり、といった相乗効果もありますが、その音も元を正すと人間が耳を駆使して作ってるんですよね。だから、音楽は人間が作るものだと思います。そういう部分を忘れたくないなあ、といつも思ってて、いくら技術が発達したとしても、その人間的な部分はずーっと大事にしたいなあと思っています。


nシリーズの一番のこだわりである「音」も、音楽的な音を目指してチューニングしてますが、これも人間の耳が基本です。いくら機械で測定した値がよくても、聴いてて「あーいい音だなあ、もっと聴いてたなあ」と思えない音だったら何だか意味がないように思うんですよね。


後は、機械は直接音楽を作ってくれるわけではなくて、ユーザーの皆さんの感性を開くサポートをするものだと思っています。音楽をやっている皆さんの中には音楽に対する無限の可能性が秘められています。そんなところを引き出すための道具でありたいなあ、と思っています。


そういうバックグラウンドで開発されたnシリーズが、これから先、長く使ってもらえるよう、われわれも努力していきたいと思っています。それが音楽に対して少しでも貢献できたらいいなあ、と思っています。どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m

Nuendo4のセミナーを受けました。(2007.10.19)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日の浜松は雨です。しとしとと降っています。こういうときはおうちで作曲したいな、といった気分です。


今日は職場で、先日発表されたNuendo4のセミナーが行なわれたので、参加しました。今回は、どちらかというと使い方セミナーというよりは、ポストプロダクションにおけるNuendoの役割はどうか、というようなテーマだったので、あまりポストプロダクションの世界に強くない私にとっては非常に参考になるものでした。


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Extensions for Steinberg DAWアップデート(2007.10.18)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日の浜松は素晴らしい秋晴れです。いつもこういう天気だと最高ですね。
20071018_01.jpg


昨日公開された「Extensions for Steinberg DAW V1.1.1 for Windows」ですが、mLAN Driver/mLAN Tools V1.6.2 for Windowsで使用するときに必要になりますのでご注意ください。アップデートをかけない状態の場合は、Cubase Readyが点灯しない、というように、AI Functionsが動作しない場合があります。
それ以外のポイントでのアップデートはありません。ですので、同梱されたドライバーや、AI Driverでnシリーズをお使いの方には、このアップデートは特に実行する必要はありませんのでご安心ください。本来はmLAN Driver/mLAN Toolsと同時に公開しなければならなかったのですが、少しリリースが遅れてしまって本当に申し訳ありませんでした。

ハードウェアミックスがアツい!(2007.10.17)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
昨日に引き続き、今日もnシリーズの露出情報をお届けします。


DTMマガジン 11月号
P.8 Yamaha Music On Line 
「実践!n12を使った本格的バンドレコーディング(3) ミックスダウン編」
おなじみ「nの伝道師」こと、青木インストラクターによるnシリーズの実践DVDですが、今回はいよいよバンドでレコーディングした音源をミックスダウンしています。n12のハードウェアミックスの流れを説明しています。


先日ご紹介した、鈴木7才さんの機材レビューでも、ハードウェアでのミックスが取り上げられていましたが、ソフトでのミックスとハードウェアでのミックスを上手く組み合わせることで、より多彩な表現ができるのでは、と思います。ハードウェアミックスがアツいですね!

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人の流れに身を任せ。。。(2007.10.16)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
随分涼しくなってきましたね。我が家もついに夏ふとんがお役御免となりました。
今日は東京に出張していましたが、トンボ帰りで浜松に戻ってきてこのブログを書いています。東京はやはり人の流れがすごいですね。学生時代は東京で過ごしたので、それほど違和感はないですが、もともと田舎育ちなので、やっぱり慣れないものです。(^^;


さて、今日は毎月恒例のnシリーズ露出情報です。


サウンド&レコーディングマガジン 11月号
P.117 特別企画「ハードウェアルネッサンス」の中で、「デジタル時代の2ノブ・コンプ」としてSweet Spot Morphing Compressorが紹介されています。K's LABの国本技師が自らの言葉でこのコンプの生まれたときのお話を語っています。


P.268 「Yamaha n12で楽曲制作 第3回」 Narasakiさんの連載もいよいよ3回目。今回はギターとボーカルのレコーディングを行なっています。エンジニアさんを迎えた状態でのレコーディングにも、n12がばっちりハマっています。


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n12/n8の複数台接続??(2007.10.12)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。いかがお過ごしですか?
ここのところ天気がいまいちだったのですが、今日はすっきりした秋晴れです。


さて、今日は先日公開されたmLAN Driver/mLAN Tools V1.6.2を使ってnシリーズを複数台接続したときの注意点をご説明したいと思います。


まず、ひとことで言うと、nシリーズのネットワーク接続はあまりお勧めしません。なぜかというと、nシリーズのできることがいろいろと制約されてしまうからなんです。


【制約されるポイント】
・自動セットアップが手動になります。
・テンプレートが正しく機能しないので、AUXのモニターなどのルーティングを手動で行なう必要があります。
・リモートコントロール(Dry/Wetコントロール、Work Modeなども含めて)はどちらか1台のみになります。


上記のポイントはいずれもnシリーズのウリの部分ですので、お勧めしていない、という次第です。


しかしながら、下記のようなニーズにお応えするには有効です。

・16本のマイクでnのマイクプリで一発録音したい
・ハードウェアミックスをするときに、16CH分のコンプやEQを使用したい
・01Xの拡張マイクプリとして使いたい
・MOTIF XSとnを同時使用していて、nのチャンネルを最大限使用したい


この場合、グラフィックパッチベイで機器のルーティングをしたのちに、Cubaseのルーティング設定を行なう必要があります。ひとつひとつドライバーのポートを設定してセットアップするので、ある程度Cubaseやドライバーの仕組みに慣れている必要もありますね。逆にコンピュータに慣れている方や、過去にmLAN機器を扱ったことがある方なら大丈夫だと思います。nシリーズの自動セットアップとテンプレートに慣れてしまうと、少し面倒な作業かもしれませんね。(^^;


なので、nシリーズを1台だけ使う場合は、mLAN Driver/mLAN Toolsを使用する必要はありませんので、同梱のAI Driver、あるいはインターネットで公開しているAI Driverをご活用いただければと思います。

YouTubeにおけるnシリーズ(2007.10.09)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。いかがお過ごしですか?


nシリーズも発売から数ヶ月が過ぎて、少しずつですが認知度もアップしてきているように思います。まあ、それでも、どちらかというとちょっとマニアックな製品ですので(笑)、まだまだ一般的になるまでには時間がかかりそうです。でも、じわじわと評判が広がっていくといいな、と思っていますので、こうやってブログを通じて地道に皆さんにお伝えしていきたいと思っています。(^^)


さて、今日はお馴染みYouTubeにおけるnシリーズを検索してみました。
結果はこちら
先日ご紹介しましたD-RECさんのセミナーの様子や、発表会のときの私のデモがアップされていますね。最近では簡単に映像を撮って、こうやって多くの方に観てもらったり聴いてもらったりということができるようになりました。すごいですよね。

nシリーズのデモムービー公開!(2007.10.05)

皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日の浜松は、まるで夏のような陽気です。半そでのTシャツでも、汗ばんでしまうくらいです。


さて、今日はいくつかnシリーズに関するお知らせです。


nシリーズクイックワークフロームービーを公開しました。
これは、nシリーズを使った曲作りの簡単なデモです。(私石川が自らデモを行なっております。)イメージとしてはギタリストがリフから曲作りをするときの流れをシミュレーションしていますので、ドラムよりも先にギターのリフを録音しています。バンドのデモテープを作るときなどは、ドラムの人にあまり固定的なイメージを与えないように、敢えてドラムトラックを入れないで渡すこともありますのでね。(^^)ご参考になれば幸いです。


nシリーズのトラックシートを公開しました。
一般的なデジタルミキサーのメリットとして、設定をメモリできるシーンリコールの機能が挙げられますが、nシリーズはアナログミキサーの操作感と、「ひとつのノブにひとつの仕事」の原則を守るために、敢えてその機能を取っ払ってしまいました。そのため、「シーンリコールできないよぅ」という声をいただいていました。そこで原点に返って、アナログミキサーのときにどうやってリコールしてたか、を思い出し、トラックシートを作成しました。(^^) nシリーズの顔そのままのレイアウトに、曲のタイトルやプロジェクトファイルの名前などの欄が用意されています。PDFファイルになっていますので、お好きなサイズでプリントアウトしてご活用ください!

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