作曲のススメ その4 コード(和音)をつける(2008.04.17)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
ここのところ浜松は雨が降っています。こういうときは作曲にぴったり!ということで、今日も作曲の話をしていきたいと思います。もうすっかり私の個人的な趣味となっていますが(笑)、少しでも皆さんのお役に立てたらと思っていますので、どうぞ宜しくお願いします。
さて、前回まででメロディを作ってきましたが、メロディだけではやっぱり寂しいし、これでは「曲を作ったぜ!」って言う感じではないですよね?そこで、今日はこのメロディにコード(和音)をつけていくお話です。
例えばギターを始めたときに、ほとんどの人が最初に出会うのがこの「コード」という言葉。友達とかにギターの弾き方を教えてもらうと、大体最初に「じゃ、コード覚えなよ」と言われます。コード、つまり和音なんですが、和音はいくつかの音が重なってできたものです。例えばドミソの3つの音はCです。ファラドはF、ソシレはGというように、それぞれにコードの名前がついてます。今回も、この詳しい部分の説明はあまりに長くなるので省きますが、ルート+3度+5度の音でできたのがメジャーコード、ルート+短3度(3度の音より半音低い音)+5度だとマイナーコード、という具合にルールが決まっています。ここは別の場面で調べてみてください。(続きを読む のところで参考になるページをご紹介しますね。)
さて、ここからが本番。まず、キーがCの曲で考えたとき、ほとんどのポピュラーソングは、次の7つのコードだけ知っていればほとんどギターで弾けます。
C、Dm、Em、F、G、Am、B7(フラット5)
で、もっと言うと、最後のB7(フラット5)もほとんど使わずに、残りの6つのコードを使って曲を作ることができます。ギターの場合はカポタストを使えば、これら6つの押さえ方を知っているだけで、いろんなキーの曲を弾くことができますから、ギターを始めたばかりの方は、是非試してみてください。(^^)
今回はこのC、Dm、Em、F、G、Amのコードを使って試してみますが、その前に、どんな曲に仕上げたいか、を考える必要があります。要素としては、
1)明るい曲
2)暗い曲
3)ノリノリのアップテンポ
4)しっとりバラード
あたりのざっくりした方向性だけ決めましょう。特に明るい曲か暗い曲かはコードのつけ方に大きく影響します。一般的に明るい曲はメジャーコード中心、暗い曲はマイナーコード中心で構成していくとイメージに近くなります。そこで前回のメロディに、明るいコード中心のアレンジと、暗いコード中心のアレンジをそれぞれやってみました。
明るいコードバージョン
譜面はこちら
暗いコードバージョン
譜面はこちら
いかがでしょうか?同じメロディだけど、結構雰囲気が違うことがお判りいただけると思います。このようにコードは曲全体の雰囲気を作るのに非常に大きな役割を担っているわけですね。
さて、ここからが個性の見せ所です。上記のようにひとつのメロディにコードのつけ方がいろいろあるわけですから、ご自身のイメージに合わせて、コードを選んでいくといいと思います。私は今回は、ちょっと切ないけど、最後はちょっと元気出して、明るい未来が待ってるような曲(笑わないでくださいね)に仕上げたいなと思っていますので、この明るいバージョンと暗いバージョンを組み合わせてコードをつけてみます。それがこれです。
組み合わせバージョン
譜面はこちら
ご説明したとおり、ちょっと切ない雰囲気で進みつつ、最後はメジャーで明るく笑顔で終わる、というような感じにしてみました。
いかがでしょうか?ちょっと駆け足すぎたかも知れませんが、コードのつけ方は決まってるわけではなくて、いろんな候補から選ぶことができる、ということがちょっとだけ感じていただけたんではないかと思います。コードブックなどで、上記の6つのコードを覚えて、いろいろメロディを歌いながらコードを鳴らしてみてもらえればと思います。
次回ですが、もう少しコードの話をしたいと思います。今度は「おしゃれコード」のお話です。コードを構成する音に、あとひとつ違う音を加えるだけで、きらきらと輝く雰囲気になりますので、それを試してみましょう!ではまた!



