作曲のススメ その11 ソロとエンディング(2008.05.05)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
現在はお休み中ですが、曲作りは順調に続いています。
さて、前回は構成をおおまかに決めましたが、それに沿ってソロの部分のコード進行と、大サビのメロディとコード進行、そして、そのときにふっと降りてきたエンディングの部分があらかたできてきました。
まず、途中のソロの部分ですが、テーマの持っている雰囲気を維持しつつ、一定のコード進行を繰り返すパターンでいきたいと思いましたので、こんなコード進行になりました。
||: Am7(9) Fmaj7(9) | Dm7(9) G/A | Fmaj7(9) Em7 | Dm7(9) G7(13) :||
ちゃんと表示されていますかね? 自宅のコンピュータで打ち込んでいるので、いつもと勝手が違います。(^^;
この4小節の繰り返しでグルーヴを作っていきたいと思います。これも考え方としては、テーマが持ってるコード進行のいち部分を使うとか、例えばAm7(9) と Dm7(9)の繰り返しだけ、というのもあります。後者のAm7(9) と Dm7(9)の繰り返しだけで盛り上げていく、というのはFunkの曲では多くて、何にも考えずにどんどんソロをまわしていきたいときはよくやるパターンです。後はその逆で、Dm7(9) とAm7(9)の繰り返しとか、Dm7(9) と G/A の繰り返し、というのもなかなかクールでかっこいい感じになります。曲的にコード進行の雰囲気を活かしたいか、それともプレーヤーのソロをフィーチャーしたいか、などといった目的で、ソロのコード進行を考えていただくといいと思います。
さて、そのソロの後の大サビにあたる部分はこのようにしました。
|| Fmaj7(9) Em7 | Dm7(9) Em7 | Fmaj7(9) Em7 | Dm7(9) G7(13) |
| Fmaj7(9) Em7 | Dm7(9) Em7 | Fmaj7(9) Em7 | B♭maj7 E7(#9) ||
これもメロディがちゃんとありますが、今回はコード進行のみ観ていただきますね。8小節めのB♭maj7は、「あれ?」と思ったんではないかな、と思いますが、これは例の6つのコードではないですよね? どういうことかというと、これはDmのコードとほとんど同じ構成音でできたコードなので、Dmの代理コードとして使っています。で、その後のE7(#9)は、コードの構成音がG、とほとんど同じです。俗に「ジミヘンコード」と呼ばれているコードですね。これも3度の7thコードの場所に使うことが多いので、覚えておくと便利です。
さらにエンディングにちょっとしたソロを入れつつフェードアウトしたいな、というイメージができてきたので、下記のようなコード進行を追加することにしました。
||: F/G | | Em7 | |
| Dm7(9) | | G/A | :||
ちょっと切ない響きのこの進行でクールにフェードアウトして、この曲を締めくくっていこうと思います。
というわけで、実際のサンプルはまた次のエントリーなどで聴いていただきたいと思います。
それでは皆さん、ごきげんよう!!



