新商品のご紹介 その3(2008.06.24)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
梅雨空が続いていますが、今日の浜松は久しぶりの晴れです。
雨が続いている中で晴れると、すごく気持ちがよいですよね。
さて、今日は前回、前々回のエントリーに引き続き、先日発表された新商品をご紹介します。
ポケットレコーダー POCKETRAK CX
ポケットサイズのレコーダーです。軽量でコンパクト、長時間の録音が可能です。
X-Y方式の高感度マイクを使用してますので、非圧縮で録音する場合も、別売マイクなどは必要ありません。しかも、スピーカーが本体についているので、録音した後すぐに録音がうまくいったかどうかをチェックできます。これはバンドの練習とかで便利ですよね。休憩時間にみんなで聞きながら打ち合わせをしたりできますので、バンドの運営も効率よくなるのではないでしょうか?
ちなみにニュースリリースで発表会の様子を映像で見ることができますが、紹介のときにアコギの演奏を使ってデモをやっています。このアコギは、僭越ながら私が自宅でこの本体を使って実際に録音したものです。
ミュージックシンセサイザー MM8
「Fun to Play」がコンセプトのシンセサイザー「MM6」の88鍵バージョンです。本格的なタッチのGHS鍵盤採用で、MM6の機能をそのままに、ピアノタッチがほしいな、という方にお勧めです。
というわけで、さまざまな製品が発表になりましたので、皆さんも是非店頭でチェックしてみてくださいね!
さて、そろそろ作曲講座の続きを進めていきたいと思っています。ギターやベースの録音の段階にきていますので、ギターやベースの音作りや、Sweet Spot Data Libraryの豊富なコンテンツを活用しながらいろんなお話をしていきたいと思います。こちらもどうぞお楽しみに!
新商品のご紹介 その2(2008.06.20)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
さてさて、このブログの右側に、展示店リストとSweet Spot Data Libraryへのリンクアイコンを作成しました。このブログを読んで、nシリーズを触ってみたいな、という方は、展示店リストを是非チェックしてみてください!
今日は前回のエントリーに引き続き、今週火曜に発表された新商品をご紹介したいと思います。
コンピューターレコーディングシステム 「AUDIOGRAM6/AUDIOGRAM3」
USB接続のオーディオインターフェースとCubase AI、USBケーブルのセットで「コンピューターレコーディングシステム」と呼ばれるAUDIOGRAMシリーズです。コンピューターを使った録音をシンプルなセットでやりたい、という方にお勧めです。
まずは何といってもこのシンプルなデザイン。必要最低限のツマミだけが用意されています。USBバスパワーで動きますので、アダプターも必要なし。しかも、ファンタム電源対応ですから、コンデンサーマイクも使えます。音質は本体にEQがありませんが、そのままの音で録音してもミックスしたときに低音がモコモコしないように、すっきりした音質に仕上げてあります。実際、試作品を使って何度も録音して最終的な音質を作りましたので、安いモデルながら、なかなかの音質に仕上がっていると思います。(^^)
それからAUDIOGRAM6には、MWシリーズにも搭載されていた1ノブのアナログコンプレッサーが搭載されています。ベースとかボーカルとかを録音するときに活用していただくと、パンチのある音作りができるんではないでしょうか。あとは、1CHと2CHをステレオで使用するためのパンボタンです。これも私のアイデアなのですが、例えばマイク2本でステレオ録音をするときに、ボタンを押すだけでさくっとステレオになります。
このモデルは、今までコンピューターを使った録音をあまりやらなかったミュージシャンに是非使ってほしいモデルです。特にサックスとか、アコギとか、アナログ楽器をやっていた方などに、コンピューターでの録音をやっていただけたらな、と思って作ってますので、是非ご活用いただけたらと思います。
USBキーボードスタジオ KX8
3月に発売されたKXシリーズの88鍵バージョンです。鍵盤は本格的なタッチのGHS鍵盤を採用してます。機能は他のKXシリーズと同等です。何といってもアルペジエーターを使った制作ワークフローによる快適さは、一度慣れると離れられないものがあります。それから、主要VSTインストゥルメントに対応したテンプレートや、VSTインストゥルメントによってベロシティカーブを設定できる、といった演奏者視点での機能なども、制作ワークフローの研究から生まれてきたものです。3rdパーティーの特別なプラグインやコンテンツを収録したDVDももちろん同梱されていますので、是非活用していただければと思います。
どの製品たちも子供のように思えるのでついつい熱が入ってしまいますが、どれも実際に録音作業とか制作作業を繰り返して作ってきたものたちです。そういったバックグラウンドを、少しでも感じていただけたら嬉しいです。(^^)
まだまだあります新商品ですが、今日のところはこのへんで。ではまた来週!
国内新商品が発表になりました。(2008.06.18)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
ちょっとエントリーが空いてしまいましてすいません。
先週金曜は東京に出張してきました。
すごくいい天気で、すっかり夏だな、という感じでした。
営業拠点や、販売店にいくつかお邪魔したのですが、
やっぱり物事は現場が大事だな、ということを実感しました。
浜松に居ると、どうしても浜松で起きてることが中心になります。
これは人間だから仕方ないことで、目の前にあることに意識がいきます。
でも、楽器を使う人たちは世界にたくさんいらっしゃって、
しかも、それぞれの場面でいろんなことを考え、感じているわけです。
そういった動きを感じるためには、やはりその場に行って、
その空気に触れていることが大切だな、と思います。
さて、昨日は国内の新商品発表会がありました。
ニュースリリースでもご覧になったかと思いますが、
私の関係した製品たちがたくさん出てきましたのでご紹介したいと思います。
Steinberg アドバンスドインテグレーションDSPスタジオMR816CSX/MR816X
FireWire接続のDSP内蔵オーディオインターフェースです。
このモデル、実はnシリーズとすごく関係が深いのです。
8つのマイクプリは、nシリーズと同じくインバーテッドダーリントン回路を使用した、ディスクリート方式のClass-Aマイクプリです。なので、とても美味しい音であることは間違いない、と自負しています。(^^)
それから、CSXとXの違いは、チャンネルストリップ(コンプ・EQ)が内蔵されているかいないかです。このチャンネルストリップは、nシリーズで培われたK's LABの新技術「Sweet Spot Morphing」テクノロジーを駆使した新しいタイプのエフェクトです。nシリーズでもそうでしたが、モーフィングノブを動かすだけで、一流エンジニアの細やかなノウハウを活用できる、というスグレモノです。しかも、今回はEQも連動して動きます!プリセットもたくさん用意されていますので、ガンガン活用していただけるんではないかと思います。しかも、このチャンネルストリップと、両モデル共通で搭載されているREV-Xリバーブは、録音するときのモニターにかけられる他、Cubase側からVSTプラグインとしても使うことができます。このあたりの操作も、すべてCubase上で行なえるようになっていますので、他のソフトエフェクトと併用しても違和感のない操作で作業ができます。ハードウェアの美味しいところ(ダイレクトモニタリング、CPU負荷軽減)と、ソフトウェアの美味しいところ(GUIでの快適操作、自由度の高さ)が融合したモデルではないか、と思っています。
さらに、Cubaseとの連携機能で「クイックコネクト」機能が搭載されています。写真を見るとお判りになると思うのですが、マイクプリの上にLEDのついたボタンがあると思います。このボタンを押すと、Cubase上で選択されたトラックとの接続がたちまち完了してしまう、というのがクイックコネクト機能。しかも、VSTコネクションの設定をしていなくても、ボタンを押すと自動的にコネクションの設定をして繋がってしまう、というものです。ソフトで作業をしていて我々を悩ませるのが接続(ルーティング)ですが、これが自動化されてるということは、仮にソフトに詳しくなくても使えるし、詳しい人でも面倒な設定を省略して、すぐに音楽制作に没頭できる環境が実現します。このあたり、是非店頭展示が始まったらチェックしていただきたいと思います。
Steinberg アドバンスドインテグレーションコントローラー CC121
USB接続のコントローラーです。Cubaseとの親和性ばっちりのデザインは、チャンネルエディット画面と1対1になっています。だから、名前も121(One To One)です。ここで特筆するべきは、本体右側に配置された「AI KNOB」です。これは、マウスオーバーしているパラメーターをツマミでコントロールできるんです。例えばマウスを右手に持って、このCC121を左手に配置しておけば、コンピューターのディスプレイから目を離すことなく、快適にコントロールができます。これも是非店頭展示が始まったら体感していただきたいと思います。
いずれの商品も、nシリーズからスタートしたSteinbergとの協業がベースになっています。多くのミュージシャンに、より快適な音楽制作環境を提供したい、という開発チームのアツい思いが込められています。nシリーズともども、これからも宜しくお願いします!!
ということで、長くなりそうなので(笑)今日はこの辺にしまして、また改めて他の商品をご紹介したいと思います。私たちにとって、この商品たちは「子供」のような存在です。なので、皆さんにもぜひ可愛がっていただけたらと思います。
ではまた!
ハードウェアミックスのときのCubaseのミキサー活用法(2008.05.08)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
いつも読んでいただいて本当にありがとうございます。
作曲のお話も盛り上がっているところですが、今日は少し別の話をしたいと思います。
現在の作曲と平行して、実は浜松の知り合いがやっているバンドのミックスをやっています。
もちろん、n12とCubaseを使って、最終的にはマスタリングまでを行い、CDを作る予定になっています。
音源の構成は、
Vo、Gt1、Gt2、Bass、Kick、Snare Top、Snare Bottom、Hi-Hat、Tom、F-Tom、Drum TopL/R、Chox3
という典型的なロックバンドの形です。で、これをCubaseのトラックに順番に並べますと、Tr1から順に、Tr15までモノラルの音源が並んだ状態になっています。
さて、ここからがポイントなんですが、n12のマルチトラックレコーディングのテンプレートだと、トラックは10まで、しかも、最後の2つはステレオトラックになっていますよね?しかし、今回のソースは全部モノラルで、しかも12トラックまであります。でも、これをn12のハードウェアミックスで仕上げていきたいわけです。どうしたものか??
ここで、Cubaseのミキサーが登場するわけです!n12の各チャンネルをバスとして考えて、Cubaseのミキサーで、n12のどのチャンネルに送るかを作っていきます。
このときに、ある程度まとめてコントロールできるものについてを、n12の同じチャンネルに立ち上げるとそれほど大変ではないので、今回のプロジェクトでは下記のようにまとめました。
CH1: Vo
CH2: Gt1
CH3: Gt2
CH4: Bass
CH5: Kick
CH6: Snare Top
CH7: Snare Bottom
CH8: Hi Hat
CH9/10: Tom、F.Tom
CH11/12: Drum Top L、R
さて、これだとコーラスはどうしよう、ってことになるんですが、ここで使うのがDAW To STのつまみです!これはテンプレートだと、「n12-L/R」という出力ポートに対応しているので、これもひとつのステレオチャンネル(ステレオバス)と考えて、コーラスの3トラックをまとめてこのポートに出力することにしました。
このときですが、ステレオチャンネルに出力したタムとトップについてはEQがn12でできますが、コーラスについてはEQやコンプを使うことができませんね。その部分をCubaseのミキサーを使ってやっていきます。それから、タムについては、Cubaseのミキサー上でPanを振って、ドラムセットと同じように配置しました。そうすることで、ステレオチャンネルにはパンが振られた状態で落ちてきます。当然、タム同士のバランスもCubase上のミキサーで取ってあります。
もともと、nシリーズの開発段階では、最終ミックスはCubaseのミキサーを使うことを想定して作っています。じゃあ、n本体のミキサーはどういう位置づけ?というと、モニター用卓、音作りのプロセッサー的な位置づけです。しかし、MTRのような使い勝手でも使えるよう、ハードウェアミックスモードを取り入れ、ソフトウェアをレコーダーのように使うユースケースをカバーしています。しかし、当初の想定ではミックスバッファー的、バスミキサー的な位置づけで、Cubaseのミキサーを軸に考えた使い方、というのもあったのですよね。なので、こういう場合は、上記のような応用をしていただくことで、ある意味、ミックス時におけるnシリーズ本来の使い方、と言ってもいいかもしれません。
実際のところ、「外部ミキサーとソフトミキサーがふたつあって判りにくい」というお話もよくあります。でも、2つあるからこそ柔軟にさまざまなシーンに応用できる、というのもまたあります。なので、どっち軸にするかなー、というところから考えていただくといいと思います。
例えば、普段はチャンネル数はそんなに使わないよ、ということだったら、nのミキサーで完結させるのは非常に楽だし、操作に戸惑うことはないでしょう。反対にトラックはかなりの数使うんだよね、ということなら、Cubaseのミキサーを軸に、ミックスバッファー的にnを使う、モニター卓として使う、という考え方で使っていただければと思います。
今回のプロジェクトも、もし可能ならば出来上がりの音を皆さんに聴いていただこうと思っています。こちらものんびりと待っていていただければと思います。
では、次回はまた曲作りに戻りたいと思います。構成ができてきましたので、いよいよ録音準備にとりかかります!
新しいSweet Spot Dataについて(2008.03.14)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
今日は浜松は雨模様です。結構しっかり降ってます。
つい最近車を洗ったばかりだったのですが、直後に雨。切ないですね。
さて、皆さん、新しいSweet Spot Dataはお試しいただきましたか?
まだの方は是非ダウンロードして試してみてください!
Sweet Spot Data Library
今回のEar Candyシリーズはなんといってもデータ制作を担当したエンジニアたちのちょっとしたこだわりがふんだんにちりばめられています。例えば、こんな話がありました。
「コンプやリミッターって本来かけていけばいくほど音量って下がるもの。メイクアップでレベルを起こさずに、音質が変わらないギリギリのところでちょっとだけヘッドルームを稼ぐのに使ったりするっていうところもここでやりかったんだよね。やっぱり本来の使い方があった上でのコンプ・リミッターだから」
ということで、今回そのような気持ちを反映して収録されたのが「14 Easy Limiter」「15 Peak Limiter」 です。なので、かけていくとどんどん音量が下がっていきますが、これは意図的なものなんです。こうすることで、フェーダーをもう少し上げれます。何と言っても、本来の音質を損なわずに音量を上げられることが、録音にとってすごく素敵なことなんですよね。そういったエンジニアの経験やノウハウを、このSweet Spot Data Libraryを活用して感じていただければ幸いです!
研修をやりました。(2007.11.14)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
昨日今日と、全国のインストラクターが浜松に集合して、商品研修などを行なっていました。
今回の研修では、nシリーズの開発者座談会として、企画担当の梅尾、電気回路担当の後藤、そしてチャンネルストリップとエフェクト担当の国本がnシリーズの開発秘話を語りました。
私も、僭越ながら開発スタートの頃から携わっていましたが、それぞれの苦労話やコンセプトメイキングから実装していくときの経緯など、初めて知ることも実はあったので、非常に有意義な時間でした。これから各地でnシリーズのデモンストレーションを見ていただく機会があると思いますが、そのときに今回の話がインストラクターからお伝えできるのではないかと思います。こちらのページでイベント情報を公開していますので、もし都合のあうお近くのイベントがあれば、是非参加してみてください。
それにしても、「ものづくり」というのは奥が深いものです。担当のそれぞれが、それぞれで苦労して、悩んで、いろいろ試したりしてひとつのモノが出来てくるんだなあ、ということを改めて実感した次第です。
この先ですが、以前にもご紹介したとおり、このブログ上で、開発に携わったメンバーのインタビューを掲載していく予定です。nシリーズにはたくさんの人たちが関わっていて、それぞれの思いが各パートにこめられています。その一部を皆さんと共有できたらいいな、と思っていますので、どうぞお楽しみに。
寒くなってきましたので、風邪をひかないように十分気をつけてくださいね。では!
音質チェック(2007.10.30)
皆さん、こんにちは。ヤマハの石川です。
お陰様でこのブログも、かなりのアクセスをいただけるようになりました。まだまだブログに慣れてきたくらいの感じですが、これからもいろんな情報を皆さんにお届けしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
さて今日は開発のときに音質チェックとかを行なうときの話をしたいと思います。
nシリーズのように音を扱う機種を開発するときは、当然音を扱いますので音質チェックを何度か行ないます。主に音の方向性を決めるタイミングと、部品の選定をしてそれで音が微妙に変わるとき、後は完成間近のタイミングで、音を試聴して判断する、ということをやります。
いつも思うのですが、「いい音」って人によって違いますよね。限りなく好みに近い部分もあります。反面世の中で評価されているモデルの音もあって、そういう好みの部分と世の中の評価の部分とを総合的に判断して最終的な音決めをやっていきます。そうやって、必ず人間の耳を使って判断するようにしています。単に機械での評価をした値が良かったらOK、とかではなくて、必ず音楽的に気持ちいいか、とか、ずっと聴いてたいな、とか、そういう人間の感情に当たる部分も感じながら判断をしていきます。で、我々のように企画やマーケティングを担当している人間にとってみると、この音質チェックのときに、すごくいい音が出てきたときは、すごくモチベーションが上がります。おおお、これはいい音だなあ!と思えないモデルは世の中に出したくないよね、っていうような暗黙の了解を確かめあう場所でもあります。
あと、もちろんその筋の専門家が集まっていろいろと議論するので、下手なことや判ってないことを言うのも、ちょっと恥ずかしい話なので、耳の状態に普段から気をつけて、健康管理とか、爆音でヘッドホンをしない、とかを考えるようになりました。
nシリーズのときも、前にも書きましたが、実は何度か音質に影響するような判断をしないといけないことがあって、その都度、やはりこの音だけは守ろう、と皆で頑張ったこともありました。そんな息吹を感じてくれたユーザーさんたちの音に対する評価は、本当にかけがえのないものです。僕らの仕事もその声に支えられています。
そういえば最近のレポートで、お二人で来店された方が音質や操作性を気に入ってお二人揃ってn12を購入された、という嬉しい報告をいただきました。このユーザーさんにも、私たちの思いが少しでも伝わるといいなあ、と思います。
音楽は人間が作るもの(2007.10.23)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
浜松は今日もいい天気です。浜松は、1年を通じてあまり雨が降らない地域で、1年間の雨率は.290くらいです。しかしながら、私のライブのときは.400くらい。私は雨男なんでしょうか。。。
そんな話はともかく、今日はちょっと音楽に関わる話をしたいな、と思います。
音楽は人間が作るものです。で、音楽を作ったり奏でたりするための道具が楽器だったり、機材だったりするわけですが、nシリーズも当然そのひとつですよね。で、nシリーズを作るときに、最初に考えたのが「音楽作りに没頭してもらうための道具であること」。機材の使い方とかで悩んだり、設定とかで悩んだりしたくないよね、っていう発想です。(それで、大いに悩んでムービングフェーダーも取ってしまいました。)
もちろん、楽器などでは、その楽器自体が持ってる音にインスパイアされて新しい曲ができたり、といった相乗効果もありますが、その音も元を正すと人間が耳を駆使して作ってるんですよね。だから、音楽は人間が作るものだと思います。そういう部分を忘れたくないなあ、といつも思ってて、いくら技術が発達したとしても、その人間的な部分はずーっと大事にしたいなあと思っています。
nシリーズの一番のこだわりである「音」も、音楽的な音を目指してチューニングしてますが、これも人間の耳が基本です。いくら機械で測定した値がよくても、聴いてて「あーいい音だなあ、もっと聴いてたなあ」と思えない音だったら何だか意味がないように思うんですよね。
後は、機械は直接音楽を作ってくれるわけではなくて、ユーザーの皆さんの感性を開くサポートをするものだと思っています。音楽をやっている皆さんの中には音楽に対する無限の可能性が秘められています。そんなところを引き出すための道具でありたいなあ、と思っています。
そういうバックグラウンドで開発されたnシリーズが、これから先、長く使ってもらえるよう、われわれも努力していきたいと思っています。それが音楽に対して少しでも貢献できたらいいなあ、と思っています。どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m
アナログ回路にはこだわりがいっぱい(2007.09.03)
皆さんこんにちは。ヤマハの石川です。
またまた更新が滞ってしまって本当にすみませんでした。
実は私の祖父が先日他界したのですが、その帰りの新幹線で、今度は家内の祖父が他界したという連絡を受けて、急遽帰省をしていた次第です。個人的なことで申し訳ないです。
さて、今日はアナログ回路についてちょっとだけ触れてみたいと思います。
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nシリーズの名前について(2007.08.20)
皆さん、こんにちは。ヤマハの石川です。
この1週間ほど夏季休暇をいただきました。前半は浜松でのんびり過ごし、後半は東京でライブをやったので、それに合わせて家族旅行をしました。いい天気だったのですが、すごく暑かったので大変でした。その間ブログの更新が止まってしまいましたが、また少しずつ更新していこうと思いますので、皆さんどうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m
さて、今日はnシリーズの名前の由来についてお話ししたいと思います。「nシリーズのnはどこからきたの?」と尋ねられることがあります。私もいろんな場所で研修や説明を行なうのですが、そのたびに尋ねられます。さて、何でしょう?
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